初心忘るべからずと言いますが、初心ってやっぱり忘れます。
情けないほど、簡単に忘れてしまいます。
とくに、結婚生活に関しては、忘れるどころの話ではないかもしれません。
よく「お昼ご飯に何を食べたか忘れてしまうのは単なる物忘れだが、お昼を食べたこと、それ自体を忘れてしまうのはボケだ」などと言いますが、恋愛の初心も完全に忘れるという点では、ボケに近いかもしれません。
私なんて、「そんなものあったっけ」って感じです。
好きな人ができたばかりの頃は、「自分を振り向いてくれたら、それだけでいいの。他には何もいらないわ」などと殊勝なことを言っていた人でも、彼とステディな関係になるや否や、「そんなものあったっけ」状態に陥ることが多いものです。
だからこそ、「クリスマス・プレゼントに心がこもっていなかった」と言ってはスネ、「電話の切り方が乱暴だ」と言っては怒るなんてことが起こるわけです。
結婚というのは、始めるのも難しいけれど、持続するのはもっと難しいものです。
最初のうちは激しく燃え盛っていた情熱も日が経つにつれて弱まってきますし、何をしても素敵に見えた彼の欠点やアラにも気づき始めます。
さらには、彼を変えたいという野心のようなものも芽生えてきます。
「いてくれるだけで満足」だったはずの彼に「もっと良い男になって欲しい」と願ったり、「もっと優しくして欲しい」と要求したりするようになります。
さらには、「一生を添い遂げるのに値する人になってくれなくちゃ駄目」とエスカレートすることもあるでしょう。
結婚相手の前に、飛び越すだけでやっとという感じのハードルをどんどん増やしていってしまうのです。
ハードルを置きたくなる、それ自体は仕方のないことです。
誰だって、自分の結婚相手にはより良い男になって欲しいと願うものでしょうから。
けれども、置き方を間違えないようにしなくてはいけません。
さもないと、恋の持続は望めません。
初心を忘れてしまうのは仕方がないとしても、恋を持続させるためには、やはりある種のテクニックが必要です。
好きな人に振り向いてもらえるかどうかは、運によるところが大きかったはずです。
どんなに好きでも、どんなに努力しても、振り向いてもらえない場合って、やはりあります。
相手に愛人がいたら、それだけで敗北の色はかなり濃厚となります。
けれども、恋を持続させるためには、運よりも、努力やちょっとした注意のほうが役に立ちます。
恋のファースト・ステップをくぐり抜けたあなた、恋を持続させていくセカンド・ステップにも成功してください。
恋は続けば続くほど、あなたを幸福にしてくれます。
彼との問に築かれた信頼、彼と過ごしてきた長い時間の積み重ね、それらはあなたを暖かな思いで満たしてくれるでしょう。
あなたの恋をできるだけ長く続け、力あふれるものにしていただきたい。
そんな願いをこのブログに込めました。